日本の前途と歴史教育を考える議員の会、再開!

 「日本の前途と歴史教育を考える議員の会」総会が2月23日、民主党政権になって以来初めて開催された。17名の国会議員が出席。八木秀次氏(高崎経済大学教授)が改正教育基本法に基づく教育再生への課題について講演した。今後、古屋圭司会長の下で、「偏向した教科書記述内容を正す」(衛藤晟一談)べく活動していく。(N)

平成23年2月23日 日本の前途と歴史教育を考える議員の会

破綻したマニフェスト

  ★2011年度予算案の関連法案の審議が衆議院で始まった。予算案は衆議院の多数を持って成立するが、関連法案は参議院で野党の理解が得られなければ衆院に再送付され、3分の2の賛成で再可決をしなければ成立しない。現状の自、公、社民等野党の政策を調べると、所得税の控除見直しや法人実効税率の5%引き下げ等を盛り込んだ税制関連法案、赤字国債などで約40兆7.000億円の財源を確保する特別公債法案、3歳未満児に月2万円、3歳~中学生につき1万3.000円支給する子ども手当法案について政府案に賛同するのは難しいようだ。こうなると衆議院で再可決できなければ、来年度予算は執行できないことになる。現政権崩壊を意味する「3月危機説」は、ついに現実味を帯びてきた。
 ★そもそも民主党政権の公約は、すでにその根底から破綻をきたしている。マニフェスト実行を裏付ける予算の根拠は何だったのか。無駄の撲滅と予算の組み替えではなかったのか。このことが実行できないままに、「国民生活が第一」などと言う耳触りのいい政策を並べたところで、所詮「絵に描いた餅」。国民の多数を巻き込み増税を財源にした詐欺まがいのパフォーマンスは、いよいよ終焉を迎えようとしている。
 ★民主党に限らず、政治家の「信頼」が薄らいでいるのは残念ながら事実だ。とにかく大衆迎合で要領の良い無責任な発言を繰り返し、挙句に責任を取らない政治家の多いことか。政治とカネ、米軍沖縄基地、尖閣、北方領土問題、数えればきりがない。もう国民はウンザリしている。「約束しても出来ないことは言わない。言った限り約束は守る」。小学校の道徳の授業で教わったようなこと、これだけで政治家の信頼は確実に取り戻せると思うのだが、こんなことから始めなければならないなんて、なんと情けない低次元な話だこと。
 ★民主党のマニフェストはどうしようもないけれど、各政党の公約もパフォーマンス優先になっていないか。選挙制度改革もそのひとつ。一票の格差是正は早急に改善する必要があるけれど、議員定数の問題は、人口比、男女比等適正な議員定数の議論なく、ただ数だけ減らせれば良いというものではないだろう。さらに民主党の謳う企業、団体献金の禁止は全く理解できない。民主党の国会議員は本当に個人献金と政党助成金だけで政治活動ができるというのか。なぜ、個人献金は善で企業、団体献金は悪なのか。そういえば、身内から数億円の援助を受けた方も、都内に不動産を多数所有している方も民主党の議員だったっけ…。

衛藤晟一議員、拉致被害者家族に募金を贈る


 自民党の谷垣禎一総裁は2月7日、党本部で拉致被害者家族と面談し、活動の一部にと党員、議員から集めた募金を贈った。
 この日、谷垣総裁から家族会会長の飯塚繁雄さんに手渡された募金。衛藤晟一参議院議員は拉致議連副会長として同席した。民主党政権の下、何ら進展しない拉致問題に衛藤議員は「自民でも民主でもない名古屋現象(知事、市長選挙)に見られるように、既成政党に対する国民の不信感は高まっている。国会議員の責務は国民の信頼を得て、国民の生命を守ること。何としても早期解決に向け全力を尽くしたい」と話し、拉致家族の皆さんを前に、決意を新たにした。(N)


平成23年2月7日 拉致被害者ご家族へ募金を渡す - コピー

お試し期間は終了

 ●日本のサッカーアジア杯優勝に、どれだけの国民が勇気づけられたことか。経済成長が鈍り、やや薄れかけた我が国の威信。そんな折、カタール、韓国、豪州といった強豪を撃破し掴んだ栄冠は、ある意味、日本の「国力」を再び世界に知らしめる結果になったことだろう。
 川島、本田圭、長友、長谷部、香川、遠藤、岡崎、前田、李、殊勲者を挙げれば数え切れないところだが、中でもザッケローニ監督の采配は一際優れ、見事なものだった。戦術、選手起用法、コミュニケーションの取り方など、その手腕の詳細を我々は報道でしか知るすべがないのだが、そのすべてに共通する、選手を「信じる」という姿勢は、ゲームを見ているだけで十分に伝わってきた。一番の勝因は、「チームの信頼」だったのではないだろうか。
 勿論、結果を出したからこそ、そんな評価が下される。仮にヨルダン戦のロスタイムがなければ、そしてシリア戦の本田圭のPKが十数センチ左右どちらかに逸れていたら、日本は1次リーグで敗退していたことになる。勝っても、負けても紙一重。勝負の世界は所詮そんなもの。だからこそ指揮官の苦労は、計り知れない。
 ●なぜ、いま我が国の政治が閉塞状態にあるのか。政治とカネ、国会の衆参ねじれ現象、政党間の政策の違いなど様々な要因が考えられるのだが、一番の理由は何と言っても、政権を握る指揮官に対する国民の「信頼」が薄れていることに尽きる。偽りだらけのマニフェスト、安全保障や国会審議に関する暴挙や暴言の数々。そのことを自覚していながら訂正や謝罪もせず、まして誰も責任を取らないまま権力の座にしがみつこうとする姿勢に、国民はもうウンザリしている。こうなっては、どんなに素晴らしい政策を訴えても、パフォーマンスを見せてもダメ、一度失った信頼を取り戻すのは容易なことではない。
 ここに至っては衆議院を解散するべきではないのか! やれ政治空白ができるやら、短期間に次々と首相の顔が変われば経済、外交に悪影響が起きるなどと懸念する向きもあるようだが、だからといって信頼を欠いた政権を継続させることに何の意味があるというのか。国益を失うだけじゃあないか。もともと国民は「一度民主党にやらせてみれば」程度で選んだ政権。化けの皮が剥がれた時点で、お試し期間は終了だ。
 ●それでは自民党に政権が戻ってくるのか。世論は明らかに「頑張れ」と叱咤してくれているようにも見えるのだが、残念ながら多分に民主党の自滅による恩恵のようにも映る。
 政権奪還に向け我が主人、衛藤晟一参議院議員は、こう語っている。
 「大切なのは、閉塞状況にある日本をどう再生するかだ。そのために、自民党はこれからの日本の姿を明確に示す必要がある。戦後体制を見直す大改革に取り組む強い覚悟がないと、国民の信頼も取り戻せない。もし、既存の政党にその力がなければ、思いを同じにする議員が結集してやるしかない」