バイバイ

 いよいよ今年も残り僅か。2012年が暮れようとしている。
 「いったい民主党政権はどうなってゆくのだろう」なんて考えながら始まった今年も、後半には自民党総裁選、そして総選挙と慌ただしい日程を刻んできた。結果、自民党の政権復帰というこれ以上ない形で締めくくることが出来た。

 わが主人、衛藤晟一議員は組閣で、総理を補佐する内閣総理大臣補佐官に就任し官邸入りした。「国政の重要課題担当」という重責だ。

 まずはデフレ脱却の経済対策。大胆な金融緩和、財政出動までは良いとして、問題は国民が景気回復を実感できる雇用の拡大、賃金の上昇にどうやって結びつけていけるかが大きなカギになる。いわゆる第三の矢
「成長戦略」が大切だ。

 そして2013年の7月には衛藤の改選を迎える参議院議員選挙が控えている。衛藤自身は無論、自民党にとっても衆、参ねじれ国会を解消できる千載一遇の大勝負だ。
 私たち秘書にとって真の戦いがいよいよ始まる。

 今年一年、我が衛藤晟一はじめ秘書団に大きな温かいご支援を賜り有り難うございました。
 いまは参議院選を望み、気が引き締まる思いです。どうぞ来る年も、戦う政治家・衛藤晟一に倍旧のご指導、ご鞭撻を賜りますよう、事務所一同改めましてお願い奉りまする。
 皆様もご健康に留意され良い年をお迎えください。衷心よりご祈念申し上げます。
 では、バイバイ。

勝ちに不思議な勝ちあり

    衆議院選挙は自民党の大勝に終わった。勝因は果たして何なのか。自民党政治への期待の表れと言えはそのとおりなのだろうが、決して積極的な支持だったとは思えない。

    江戸時代の大名、松浦静山は剣術書「剣談」のなかでこう記している。『勝ちに不思議な勝ちあり。負けに不思議の負けなし』。20数%の支持率の自民党が大勝出来た理由は、民主党政権の不甲斐無さに国民が辟易していたことが最大の要因だったことは間違いのない処だが、小党が乱立して選択肢が増した割に、政策が同じようで違うような主張を繰り返し、焦点がボケてしまったこと、予想に反して投票率が低かったことなど他党の敗因の方がはっきりし過ぎていた。

    それにしても、各政党、国民といい、マスコミはこの選挙制度を本当に理解できているのだろうか。小選挙区は1人しか当選できない(比例復活は例外)制度。それがAorBの二大政党制に繋がる理由だ。その上での議会制民主主義ならば政権を目指す政党は、ほぼ全選挙区に候補者を擁立しなければ、政権公約など発表しても意味がない。だってそうでしょう。自民党、公明党(候補者数は少ないが、自民党と連立する前提があるから例外)民主党、共産党しか、理論的にも物理的にも単独で過半数を制することが出来ないし、選挙公約を実現する可能性がないのだから。(また、重複比例での復活なんていうのもデタラメだし、単独比例は選挙運動をしない人まで当選するんだから)
    さらに、数人の候補者しか擁立しない政党や、始めからキャスチングボードを握ることだけを目指し、まるでおとぎ話のような政策を論じている政党まで同じ扱いで垂れ流し、挙げ句、民意という錦の御旗を振りかざし選挙直前まで世論調査を報道しまくるマスコミの姿勢には、選挙を演芸ショーとしか扱っていないのではないかと怒りさえ覚えた。

    まずは一票の格差、定数是正を論じる前に、選挙制度と政党の在り方、マスコミの報道のルールをもう一度考え直すべきじゃあないのか。この制度と報道姿勢じゃあ、国民はやってられないよ。(M)