なぜ宮城県の瓦礫処理は進まないのか

  宮城県の瓦礫処理の問題で驚愕の事実をひとつ。
国と県は広域処理の進まない理由に、受け入れ自治体の当てが付かないことを挙げているが、これがどうやら嘘っぱちらしい。先般、細野環境相自らの要請を受け、広域での受け入れを固めた北九州市の市議団代表が、宮城県を視察したのだが、その際に県担当者からは「瓦礫はすべて県内で処理できる」と説明され困惑したそうだ。
 また別の鹿児島、北海道の視察団も「処理の方法はほとんど決まっているから」と請負業者(ゼネコン)から視察自体を断られたという話もある。
 この事実、個人名まですべて明らかにして環境省に問いただしたところ、返答は「………」。そもそも県内陸部には、いまだ廃棄物を受け入れる施設が残っているらしく、瓦礫自体の総量も、引き波等の影響で当初の予定より相当数少なくなっている(これはゼネコン自体が認めている)。
 つまり、すべてを考え合わせると、宮城県は瓦礫処理を広域で行うつもりはまったくないことになる。「地元の業者が、数年かけて処理すれば良い。そうすれば仕事に困らない」。そう、ほくそ笑んでいる一部の地元業者と県役人が、何らかの癒着をもっている疑いも県内ではささやかれている。しかし一向に進まない復興の最大要因は、遅々として進まない瓦礫処理にあるのではないのか。そして、この処理の原資はすべて国費だということを忘れてはいけない。
 政府はこの事実を認識しているのか。宮城県選出の国会議員は、いったい何をやっているんだ!
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