動画の取り消し

  本日から26年度予算の参議院での審議が始まりました。補正予算の審議以来暫くぶりに論戦の場が移ってきます。これからが本当の意味での参議院の始まりです。

 さて、前回の動画の件では多くの皆さまにご心配、ご迷惑をおかけしまして申し訳ありませんでした。オヤジの発言の一部が政府、或いは内閣の見解と見なされるような誤解を受けたところがあったため「そのことは本意でない」ということで取り消させていただきました。話した内容には自身と自国のプライドを持って発言したことですが、これから憲法改正等大義を目指す安倍政権のご迷惑になってはならぬということで撤回した次第です。そこのところをご理解いただければ幸いに存じます。

 皆さまからは多くのメール、ファクス、手紙や電話をいただきました。有難うございました。大半は「よく言った。米国の方が内政干渉だ」、「多くの国民を代弁した意見で、この発言の何が問題なのか分からない」、「補佐官だからこそ出来た発言ではないのか」など激励のお言葉でしたが、なかには「正当な発言なら取り消すのはおかしい」、「途中で撤回するなら始めから発言をするな」、「補佐官として安易な発言。影響を考えろ」などお叱りの言葉も頂きました。
 どれもがオヤジを想っての温かいご意見。肝に銘じながらうかがわせていただきました。

 今回のことで改めて考えさせられることがありました。ひとつは、日本のマスメディアがこれほど米国に遠慮しているとは思わなかったことです。
 マスコミの大半はオヤジの発言を「米国批判」と報じ、日米関係への悪影響を懸念したものでしたが、なかには日頃から「対等の同盟関係」を主張し「米国追随」と我が国の外交を批判していたメディアさえ一斉に米国重視、尊重を表明したことです。これには驚かされました。
 日頃のオヤジの政治活動を見ていただければ決して反米でないことは一目瞭然だと思いますし、まして米国からの「失望」発言は我が国への内政干渉とも受け取られかねないことだと思いますが、そのことにメディアはいっさい触れずじまいでした。
 本来の同盟国とは互いを尊重しながら言いたいことは言い合うことが出来ることが理想だと思うのですが。

 もうひとつは、意外にもメディアのなかにオヤジの発言を理解してくれている記者が数多くいたことにびっくりしました。私もけっこうの記者の皆さんとお付き合いさせていただいていますが、多くの声が「あれは書き過ぎだ」と同情してくれていました。
 そうなると「あの一連の記事はいったい何なんだよ」と思わず噛みついてしまいそうになるのですが、記事を掲載したのも同じ仕事をしている記者の皆さんに違いない訳ですよね。
 本当にマスコミって難しいんですね。(政策担当秘書)