分からないこと

 私こと、我が主人、衛藤晟一参議院議員の愛車「アルファード」号が語る最近の、よく分からないこと。

●「国民生活が第一」、「愛の政治」とは、どういうことか。
 民主党のスローガンは正直言って、素晴らしい。しかし、与野党の主義、主張は別として国民の生活が大切と思わない、あるいは祖国や国民を愛さない人間が、政治家になるだろうか。問題なのはその中身。媚を売り民意に迎合することが政治なら、政治家などいらない。戦後レジームからの脱却を旗印に、伝統、文化の継承、教育改革、憲法の見直し、行財政改革等に真正面から取り組んだ安倍晋三元総理の「美しい国づくり」の方が、国民から見て遙かに分かりやすい政治に思うのだが、いかがだろうか。

●味の正統派は、目玉焼きを、しょうゆで食べるのか、ソースで食べるのか。
 主人いわく「もちろん、しょうゆ」。だが、「子どものころはソースだったかな。味覚は年齢によって変化するものかもしれねえな」。

●テレビは、真実を報道しているか。
 先日、あるテーマでテレビの討論番組に出演させていただいた。その際、番組の事前アンケート調査に主人は「施設、衛生、安全面に高いハードルはあるが、考え方は賛成だ」と回答していた。収録当日、プロデューサーが控室で出演議員を前に番組の進行を説明したのだが、その時に示された座席表を見てびっくり。何と主人を含む自民党議員3人は、反対者席に割り当てられていたのだ。こうでなければ番組が盛り上がらない、と言われれば、それまでだが、さすがに主人も憮然とした表情で、「反対しろと言われれば、反対する理由はあるけれど…」と、渋々納得したのだが、それから後、ほとんど発言するのをやめてしまった。

●イチローが、メジャーで安打を打ち続けられるのはなぜか。
 天才、と言ってしまえば一言で片付くが、それだけではあるまい。「天才は、時として努力家を失望させる」とはいえ、人一倍の努力を積み重ねているからこその結果だろう。主人いわく「イチローは、日本の至宝だよ」。

●国会議員とその秘書は、なぜ悪役ばかりなのか。
 テレビ番組のサスペンスドラマや、推理ドラマに国会議員か秘書が登場すれば、もう、先の展開は見えたも同然。例によって犯人は議員で、共犯の秘書は自殺する―なんていうストーリーが瞼に浮かぶ。我が秘書軍団に人気のあるドラマ「相棒」もしかり。やれやれ、どうにかしてほしいよ。

●ユニクロが人気なのはなぜか。
 さきごろ、JR新宿駅の西口に、ユニクロがオープンした。開店日はあいにくの雨。にもかかわらず長蛇の列ができた。安価で高品質とくれば、確かに人気が出るのは分らなくもないが、インナーで着るならともかく、そのうち街は、みんな同じ服で溢れかえるのではなかろうか。私の心配することではないが、相変わらず日本人は、個性に乏しいように思えてくる。

●国会議員の世襲の是非について。
 世襲を「悪」だと決めつければ、トンビが産んだタカは、国会議員になれないことになる。我が主人は世襲ではないので、この問題はあまりピンとこないのだが、大切なことは議員としての情熱と資質で、血統ではないはずだ。予備選挙を実施するとか、候補者選定を厳格化するなど、方法はいくらでもあるはずだ。だって、二世議員が嫌なら、最後は有権者が選挙で落とせばいいのだから。

●高速料金が1.000円になり、ここぞとばかり乗用車を乗りまわす人。
 経済効果としては大いに有り難いことなのだろうが、環境面を考えると、どうも…ね。電車より安価で旅行が楽しめる―とはいえ、ガソリン代を考えれば、そうでもないでしょうに。

●自己中で、マナーの悪い「野郎」。
 先般、M秘書は念願かない、明治座で「黒革の手帖」を観劇したそうだ。米倉涼子の美貌には痺れたそうだが、その先がいけない。隣の席の野郎がビニール袋を片手にグシャ、グシャさせながら煎餅をバリバリ。同伴と思われる女性は、素知らぬ顔でほっときっぱなし。これじゃあせっかくの観劇も台無しだ。「もしかして、静寂した場面では、あのバリバリの音、米倉の耳に届いたかもしれねえな」と、M秘書はいまだに憤慨しているらしい。

●議員会館の事務所の空調は、なぜ最悪なのか。
 一度、会館を訪れた人ならお分かりの事と思うが、何しろ狭いし、空調が悪い。みなさんの血税で建てていただいたものゆえ、あまり大きなことは言えないが、決して豪華なものを望んでいる訳ではない。特に我が事務所ときたら、冷暖房機の真正面に、例のラージサイズのS秘書が、まるで大仏よろしくドカっと鎮座していて、風を遮断しているのだ。これでは事務所内の風の流れは最悪で、どんなに温度設定を下げても、遥か遠くのK秘書には(そんなに事務所は広くないのだが)、生暖かい温風しか届かないらしい。やっと、来年には新しい議員会館が完成し移れるそうだが、引っ越した後の事務所内では、新しい席決めにひと波乱おきることは、避けられそうにもないようだ。