七不思議


我が主人、衛藤晟一参議院議員の七不思議。

●私のナンバーを「15」にした理由。
 このことは前回触れたので詳細は割愛するが、主人は元来が凝り性で、勝負師(政治家を勝負師と言えるかどうか異論もありましょうが、国民の審判を仰ぐ際、白黒ハッキリ決着が付くという点では勝負師と言えなくもない)として例外ではなく、信心深く、ゲンを担ぎ、拘る一人だ。私のボディーカラーも、勿論拘りの「白」。「だってそうだろう。今時黒塗りの車なんて、流行らないじゃあないか」。

●保守的なのに新し物好き。
 九州人全般に言えることかも。人一倍、伝統、文化、風習、格式、仕来りを重んじる一方、世間の流行、新技術、新商品には目敏いくらい敏感で、速攻で受け入れてしまう。そう言えば主人は幼い頃「科学者」に憧れていたそうだ。

●昨日のことは直ぐに忘れても、数年前のことはよく覚えている。
 ここで問題なのは「昨日のことは覚えていても、数年前のことはよく忘れる」秘書団との兼ね合い。当然、そこのところを察知できない秘書ほど叱られることが多くなるのだが、それが誰かは、ナイショ。

●タイトな日程ほど意欲を燃やす、言わば「働き蜂」。
 俗に言う「貧乏性」(あまり適切な表現ではないが)という訳ではないだろうが、国会議員全般に言えることで、タイトな日程ほど充実感が漲り、安心感が湧くらしい(S,Mじゃああるまいし)。それにしても、限度ってものがある。早朝、広島で会合に出席した後、北海道にぶっ飛んで講演をこなし、午後には福岡の施設に現れ、深夜、大阪のホテルのベッドでご就寝―なんて日もあれば、東京発、中国各県経由四国行き。深夜バスで帰京したら東京駅に待たせた私に跨り一路群馬へ―そんな日もあった。極め付きは、たった一つの会合のために出張先のドイツから帰国、2時間後に再びドイツへ逆戻りしたこともあった。いやはや身内ながら大した人だ。改めて思う。恐るべし、我が主人、「でも、くれぐれも健康にだけは気をつけてくださいね」。やれ、やれ。

●豚足は食べない。
 主人の郷里、大分は美食の宝庫。臼杵の河豚に始まり関アジ、関サバ、城下カレイに車海老、豊後牛、椎茸(特にどんこ)そして、とり天(とり肉の天麩羅。唐揚とは違う。ちなみに鶏肉の消費量日本一は大分県らしい)など数えればきりがない。この環境で育てば好き嫌いはないように思われるのだが、なぜか豚足だけは食べない。付け加えると主人はトビきりの「鍋奉行」で、自分で仕切らないと納得しない。以前、叙叙苑でタンより先にロースを焼きかけたM秘書に、「お前は何をやっているんだ! 順番が違うだろ。もう焼くな!」と叱ったという話を聞いて、ヒロ子夫人に尋ねたところ「そうね。家族といても、いつもそうよ。きっとそういう事が好きなのね」とバッサリ。どうやら主人は見た目以上に小まめな性格のようだ。

●九州人なのに焼酎を飲まない。
 九州のお酒といえば「焼酎」。「吉四六」、「いいちこ」など大分の麦焼酎は全国的にも有名だが、主人はあまり口にしない。ビール、ワイン、日本酒、ウイスキィーといった順番がセオリーだが、あえて焼酎を飲むときは「芋」になる。郷里大分でも、一般的には「芋」だそうで、麦は割って飲むものらしい。そういえば主人はめったに歌わない。「己を知っている」ということか。主人の音楽の成績は、秘書団でもおおよそ察しが付く。それでも、「亀井先生(亀井静香衆議院議員。広島⑥区 国民新党代表代行)の後なら歌ったことを聞いたことがある」とM秘書。なぜ亀井先生の後なら歌ったのか? 私の口からはとても説明できないので、知りたい方は業界の人にあたってみることをお薦めする。永田町では常識の部類らしい。

●集合写真の中央に立たない。
 これは秘書団にとって重大事。記念写真を残そうにも本人が端っこに納まっていては、のちのち都合が悪い。しかしながら、注文を付けても主人はなかなか聞き入れてはくれず、挙句の果てにファインダーを覗けば、下を向くこと数多し。「シャイだからしょうがないか」と呟く秘書に、「バカヤロウ! 選挙になれば指名手配同様、全国に顔写真が貼り出されるんだぞ! シャイな奴が国会議員なんかなるものか!」と、支援者から厳しい一言。ごもっともです、ハイ。

 いろいろ書き連ねて来たが、改めて人間、衛藤晟一を見つめ直した。「為国献身、議員本分」。激しい感情を持ちながらも、涙もろい主人の素顔は、とてもこのスペースで書き表す事が出来ない。三国時代、呉の名将、周瑜はこう言った。「己の力量を認めてくれる主君に出会ったからには、表向きは君臣の関係であっても、内面では家族の情でつながり、禍福をともにするものだ」。我が主人「衛藤晟一」に賭ける夢は、秘書団と私にとって人生そのものなのだ。