今年一年を振り返って

  報道によると先日、民主党の鳩山由紀夫元総理は、さる6月の首相辞任時の引退表明を撤回し、次期衆議院選挙に出馬する考えを表明したそうな。その理由を「国益に資する政治を行うため」と説明したとか。何をか言わんや、失礼ながら笑止千万とは正にこのことだ。
 「最低でも県外」と発言した米軍・沖縄普天間飛行場移設問題や、温室効果ガス25%削減を言い切った国連での演説、北方領土返還に逆行する露大統領の国後島訪問を、ただ指をくわえて眺めていた自慢の露外交の稀薄さ、どれもが何の根拠の裏付けも方策もなく、我が国の国益を大きく損ねる結果になったことをお忘れか。
 さらには、親族からの献金疑惑に端を発した「政治とカネ」の問題、挙句に小沢一郎民主党元代表とタッグを組んで自らの政党を扱き下ろす様に至っては、貴方こそが混迷する民主党、いや日本政治の元凶ではないのか。そう思わずにはいられないし、そのことにお気付きになられないことが、我が国の最大不幸のように思えてならない。皆さんはどのようにお考えでしょうか。

 そもそも今年一年、民主党政権に期待を持ったこと自体が、国民の大きな過ちだったというべきだ。これだけの迷走ぶりを見せつけられれば、国民世論もそろそろ「だからと言って自民党では」から、「やっはり自民党しかない」に変わって来てもいいんじゃあないかな……。いずれにせよ国民の意思を問う日も、そう遠くないうちに訪れることだろう。

 さて、2010年もオーラス。最後はオヤジ(衛藤晟一)と秘書軍団のこの一年を振り返ったコメントで締めくくることにする。

 N秘書 「今年一番嬉しかったのは、さる14日、議員の硫黄島遺骨収集視察に随行したこと。学生時代、栗林忠道中将に関する講演を聴き、硫黄島での日本将兵の勇敢な戦いぶりに感動し、思わず涙したことを思い出しました。一生のうち一度は硫黄島へ行き追悼したいと思っていましたが、民間人では行けないので半ば諦めていたのですが…。願望が仕事の一環として叶ったことは、感極まる思いでした」

 G秘書 「一番嬉しかったのは、新議員会館への移動かな。この業界に携わっている人にとって、ある意味歴史的体験をしたと思う。次回の建て替え話が出る頃はリタイヤしているか、生きてはいないかもしれない。12階という最上階、眼下に自民党本部を見降ろし左は渋谷、中央に新宿、池袋、右には浅草のスカイツリーが展望できる好立地。何としてもこの場を死守しなければいけないよな。間違っても3年後に他人に譲るなんて、もってのほかだ」

 F秘書 「私も新議員会館への引っ越しが一番思い出に残りました。以前よりも部屋が広くなったのは良かったと思うんだけど、今思えば、狭いなら狭いなりの良さもあったのかな―とも思いますね」

 S秘書 「いま一番憤慨しているのは、民主党が未だに政権を握っていることだ。政権を担当する能力がないことは、多くの国民が気付いているはずなのに…。失政の責任は結局、失業、増税、治安悪化等のかたちで、国民に跳ねっ返ってくるんだから」

 K秘書 「今年の参議院議員選挙で、応援した候補が当選したことが一番嬉しかった。それにしても東京選挙区で蓮舫先生が170万票も獲得して当選したのには驚いた。東京都民としては納得できないな。都民は何を考えているんだろうか」

 M秘書 「無事に一年過ごせたことが何よりだ。歳を取ると、何気ない普通のことがとても大切だし、難しいことだと気付くんだな。政治家の事務所を預かるのは光栄だけど、しんどいのも事実。とはいえ、オヤジの夢を叶えるためには、みんなでもうひと頑張りする必要があるんだよな」

 衛藤晟一 「今年一番印象に残ったのは、尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件だった。日本の置かれている立場、実情を安全保障の面等から改めて考えさせられた。後世にこの事件が日本の大きな転換期として記録されるかもしれないな。政府の無責任な対応、隠蔽体質は、どうしようもないものだったけど、ある意味では自民党時代から抱えていた問題が著しく表面化しただけのことかもしれない。その面では反省も必要だ。これを契機に真の独立国家としての国づくりを速めなければいけないと思うし、それが国会議員としての私の責務だ。来年は政治生命を懸けた一年になりそうな気がする」

 早いもので一年の締めくくりになりました。本年も大変お世話になりまして誠に有難うございました。衷心より厚く御礼申し上げます。来年は政権奪還を実現する勝負の年です。この国にとりまして、また皆さまにとりましても稔りある素晴らしい年になりますようオヤジはじめ秘書一同ご祈念申し上げ本年最後のご挨拶とさせていただきます。良い年をお迎えくださいネ。