無血革命

 なぜ、これほどまでに無能な政府に、国民や政治家は我慢しているのか。従順さが美徳といわれる我が国だが、世界から見ればかなり不思議な形の国に見えているに違いない。そうも言いたくなるくらい、この度の東北関東大震災、それに伴う福島第一原発事故に対する政府の対応はお粗末極まる。また不思議なことに、この件に関して余りにも国民、政治家、マスコミは消極的だし、音無し過ぎる。

 危機管理の甘さに加え統率力の欠如、情報開示の不明確さ、遅れる対応、さらに輪を掛けて、資質的に不適格で愛国心に欠け体制批判しかできない左翼思想家を側近に侍らせ、受けないパフォーマンス以外はひたすら官邸に籠城している菅直人総理大臣。同盟国の米国軍は、今回の日本救援ミッションを「お友だち作戦」と名付けているようだが、まさか日本は無能な「お友だち内閣」だけで対応しようというんじゃあないだろうな。
 
 こんな国難の時だけに、内輪もめせずに一致団結して、と言う声がある。しかし、国難の時だからこそ、これ以上無能な指導者を担いでいては埒が明かないんじゃあないのか。プロ野球やJリーグだってチームの成績不振の責任を取ってシーズン中に指揮官が更迭されるのは日常茶飯事の出来事だ。だってそうだろう、チームは経営者や選手、まして監督のために存在する訳じゃあないんだから。ファンあってこそのものだろう。国家だってそうだ。菅直人や為政者のためにあるのではなく、主権は国民にあるんだから。菅直人本人の権力欲のために、これ以上国家、国民が振り回されるのは、いい加減やめにしようじゃあありませんか。今こそ心ある同朋、日本民族が一斉に立ち上がって倒閣運動を起こす時ではないだろうか。
 
 幸い我が国は民主主義国家であるがゆえに、無血革命が起こせる。すなわち、無能な為政者を選挙で落選させればいいんだ。ただし、今この時に総選挙を実施するのは、震災被害を思えば難しそうだ。
 そこで提案。ここはひとつ、救国の緊急復興内閣を立ち上げてはどうか。その前提は、無能な総理を更迭することを手始めとし、細かなイデオロギーは横に置き、国家再建に基本的な部分での政策合意をした後、社民党、共産党を除いた各政党で大連立政権を樹立する。党首会談で首相を選出、党首すべてが入閣する。その下で官僚を統率する一方、①東北地方復興事業②原発(福島以外も含む)対策③エネルギー(特に電力)、経済(農林水産業を含む)対策―を専門とする組織を省庁横断で新設、政官民が一丸となって対応にあたる。
 そのうえで大切なことはもうひとつ。予め国民に一定の期日を通告しておき、改めて総選挙を実施するのだ。そこで、もう一度国家の基本ビジョンが示されることになるのだが、その際、既存政党を選ぶのか、或いは新党なのか、もしくは政界再編が起こるのかは、国民自らが選択すれば良いことになるだろう。
 いかがか、私アルファード号の提案は?