サムライ

 「片手にピストル 心に花束 唇に火の酒 背中に人生を~」。ジュリーこと沢田研二の往年のヒット曲「サムライ」の歌詞の一節だ。心に優しさを秘めながら強い信念のもと、自分の生き方を貫く。そんな生きざまを、国会議員の背中にダブらせて見たいと思うのは、私と秘書団だけだろうか。

 先ごろ、参議院の本会議で「国籍法の一部を改正する法律」が可決成立した。この法案は、新たに日本人男性が外国人の生んだ子供を「認知」するだけで、日本国籍の取得を認めるもので、各方面で様々な議論が湧き上がった。
 この採決に当たり、我が主人、衛藤晟一参議院議員のとった行動は、棄権だった。これは、「国会議員は国家、国民にこそ忠誠を誓う」という主人の信念に基づいたもので、国家というものの重さ、家族の大切さを改めて考えさせられるものだった。皆さま方からは、3万にも上る署名と千を超える激励のメール、ファクスが届けられた。ここで主人、秘書団に代わり私から御礼を申し上げさせていただく。「本当に有難うございました」。
 残念ながら自民党からは、厳重注意と始末書の提出という処分が下されたのだが、主人も組織の中の一員。当然といえば当然の決定なのかもしれない。「昨年の郵政【※注:日本郵政㈱・郵便貯金銀行及び郵便保険会社の株式の処分の停止等に関する法律】の採決に続き2枚目のイエローカードだ。暫く自粛しろということか。この次はレッドカードかな? 」。始末書に署名、捺印しながら呟く主人の姿が、そこにあった。
 しかしながら、本当に主人のとった行動は、非難されるものだったのだろうか。決して体制に流されない主人の「信念」を思うとき、「反対は、一部の右翼系の声にすぎない」と自身のホームページに書き捨てた民主党の議員や、「すでに党内手続きは終了している。今更なにを…」と言ってのけた多くの我が自民党議員の姿を見て、遣る瀬無いやら、寂しいやら。そう感じたのは、私だけではあるまい。
 確かに主人は、党則にはさからったのかもしれない。だが、決して天下にさからったのではないと思うのだが。
 
 かの孔子は弟子の子路に「政治とは何でしょうか?」と問われ、こう答えたそうだ。
 「これに先んじ、これを労す」と。
 もしも孔子が現在に存在したら、果たして「政治家・衛藤晟一」に、何と話しかけるのだろうか。私は主人に仕えることができて、誇りに思うのと同時に、主人の姿に「サムライ」を見た思いがした。

 さて、今年も残すところ僅か十数日。皆さまから沢山のクリスマスカードが寄せられた。その一部を紹介させていただく。
 「改正国籍法の参議院本会議採決で、棄権して下さいましたこと、とても励まされました! まだ戦おうとして下さっている先生方がいらっしゃると思うと、これからも頑張れる気がします。(ハイ。主人はいつも闘っています)」(千葉県・Y子さん)
 「あなたのホームページを見て感動しました。素敵です。いつも日本国のために有難う。そして闘ってくれてありがとう。衛藤さんのような方ばかりが日本の政治家さんなら、この国はもっと良くなると思います。(褒め過ぎですが、涙が出るほど嬉しく思います)」(静岡県・M・Sさん)
 「国籍法の件では、先生の勇姿に力づけられました。先生のような政治家がいなければ、日本はダメになってしまいます。これからもずっと応援します。頑張ってくださいね。(頑張りますよ)」(福島県・M・Sさん)
 「日本は今、大変な状況にありますが、正しく行動すれば必ず道は開けると信じています。どうかこれからも宜しくお願いします。私は日本を諦めません。(ネバーギブアップですね)」(神奈川県・30代女性)

 最後になりましたが、今年1年ご支援を賜り、誠に有難うございました。
 来るべき2009年が、我が国にとって、皆さまにとりまして素晴らしい年になりますよう、主人、スタッフ、秘書団、そして私は、衷心よりご祈念申し上げます。来年も全力で突っ走ってまいりますので、倍旧のご支援を賜りますようお願い申し上げます。それでは、良いお年をお迎えください、ネ。