ふざけるな!「日独友好決議」断固反対!

 「日独友好決議」が22日、衆議院本会議で賛成多数により可決された。ドイツとの友好が大事であることは言うまでもない。そのなかで問題になるのは、決議文が、国会の良識が問われるほど歴史的誤解を与える内容であるということだ。加えて、ドイツの東日本大震災に対する支援への謝意すらない。
 決議文の「各国と戦争状態に入り、多大な迷惑をかけるに至った」との文章は極めて問題。この文言は、①ドイツが1940年、日独伊三国軍事同盟を結んだ後に各国を侵略した(ドイツがポーランドを侵攻したのは1939年)、②日本もナチスドイツのユダヤ人大虐殺と同様の侵略を行った、との誤解を与える。決議が衆参で通れば、日本政府の公式見解となる。私は断じて容認できない。
 私は、同日、早朝7時30分から始まる外交部会に出席。「(日独決議に)反対だ。外交部会でも議論してもらいたい。日独伊三国同盟は外交上の政策エラーだと思うがそれを敢えて書く必要があるのか。仲良くしようという未来志向のみでいいじゃないか」と小野寺五典部会長に厳しく問い正した(写真)。小野寺部会長は「文書を全く見ていない」と返答。国会の良識が問われるほどの内容を含む決議ですら、全く党内で諮られていないあきれた状況が浮き彫りになった。
 こうなれば、「参議院では絶対に通さない!」。(衛藤晟一)


外交部会 日韓図書協定等に関して(平成23年4月22日、自民党本部)