羊頭狗肉

謹賀新年 A Happy New Year 新年好
 2009年が始まった。新春を迎え、いかがお過ごしだろうか。
 平成21年は、先行き不透明な経済状況に加え、総選挙が控える激動の年だ。そんな中でも、どうかひとつ、変わらずのご支援をお願いする。
 今回は新春の第一弾。てことで、改めて我が東京事務所のスタッフを紹介させていただく。

 まずはじめは、我が主人、衛藤晟一参議院議員。通称「せいちゃん」。九州男児らしく激しい気性を持ちながらも半面、義理、人情に厚く涙もろい一面を見せる。その魅力は、何といっても「人間臭さ」。その性格が災いして時々、時間にル―ズな面を見せるのだが、その点は本人も深く反省しているようだ。秘書団によれば「厳しく、優しい『おやじ』」であると同時に、「信念を貫く」生きざまは、胸を張って誇りに思える親分なのだ。

 次に秘書団を紹介。一番手は我が相棒のG秘書から。彼は主人の日程を管理しているほか連日、随行を務め1年365日のほとんどを主人と共に過す。そのタフさは、ラグビーで鍛えた体力のなせる業か。「弾よけ」には、お似合いのタイプだ。自宅にベンツを所有する事務所でただ一人のセレブ。「車が趣味なのかな?」と、かつてはハーレーに跨っていたというナイスガイだ。勿論、独身。

 F秘書は、我が事務所唯一の女性秘書。G秘書と共に主人の日程を管理するほか、雑務はそのほとんどが彼女に任されているといっても過言ではない。広範囲な守備力が売り物。放浪癖の多い秘書団の中、いつも事務所入り口に「でん」と構え、専守防衛に徹する姿は、「事務所の女房」という表現がピッタリだ。「今年は、俳句でも始めてみようかしら」。

 事務所ナンバーワンのラージサイズと言えばS秘書しかいない。その割には小回りが利き、出張回数は事務所随一。彼は昨年、一回り以上も若い女性のハートを射止め現在、日本の少子化に歯止めをかけるべく連日連夜奮闘中だ。ゴルフを愛し、そのドライバーの飛距離もさることながら、少々ダフってもターフごと持って行ってしまうアイアンショットは、人間離れした腕力の賜物。一番大切なのは「家庭」、なんちやって、それは、女房のことでしよう。

 K秘書はブログ初登場だ。彼はかつて大臣秘書官を経験した兵。事務所では主に環衛、福祉分野の政策を担当している。3人の子供の良きパパで、家族をこよなく愛する。毎晩遅くなると愛娘から「パパ! 何時に帰ってくるの?」と携帯電話がかかる。すると一目散に帰路に就く、何とも優しい男なのだ。もっとも、愛娘に電話をかけさせているのは、どうやら奥さんらしいのだが…。

 続いても初登場のN秘書。彼は昨年、某国立大学大学院を卒業して入所してきたルーキーだ。一見真面目そうに見えるのだが、実のところはいまだ正体不明で、2年目の今年は真価が問われることになる。いまは主に「使いっ走り」が仕事。何事も下積み時代が大切だ。郷里の生んだ吉田松陰を心から崇拝しているそうで、「その生きざまは、まさしく英雄そのものじゃあないですか」。

 キャプテン、M秘書は、事務所きっての「親中派」。中国歴史小説の愛読者だ。彼の尊敬する人物は三国時代、赤壁の戦いで魏の曹操を破った呉の大都督、名将、周瑜公瑾。「レッドクリフ」は公開初日から数日間、通い続けたそうで、その感想は「林志玲は、本当に美しい女性だよな」。いったい何に感動したのか、怪しいコメントだ。

 そしてトリを務めるのが私、こと「アルファード」号。すでに皆さま承知のとおり、私には名前がない。
 以上、主人ほか6人1車両のスタッフで、今年も頑張っていく所存だ。

 さて、今年は「丑」年。話はころっと変わるが、「羊頭狗肉」という言葉をご存じか。ヒツジの頭を看板に出して、実際はイヌの肉を売る―ということから、見かけは立派でも、内容が伴わない譬えに使われる言葉だが、もとは、「牛首馬肉」だったそうだ。
 春秋時代、斉の霊公は禁令に従わない国民を見て嘆き「我が威令を回復せよ」と命じた。
 これに対し臣下の一人が「君はこれを内にお許しになり、外に禁じておられます。そのことを譬えてみますと、牛首を門にかけ実は中で馬肉を売っているようなものです」と諫言を呈し、まずは後宮での粛正を諭した。
 その後瞬く間にこの禁令は、国内で遵守されるようになったのだが、のちに牛が羊に、馬が狗に代わって伝えられたそうだ。

 なるほど。よし!  今年は「羊頭羊肉」、いや「牛首牛肉」でがんばるぞ!!